Appleサイトリニューアルから考える「オンラインストア」トップページの必要性
アップルのウェブサイトがリニューアルされ、グローバルメニュー(アップルで
あれば共通のヘッダー)から「ストア」の表記がなくなりました。
一瞬どこから買えば良いの?と誤解を招くかも知れませんが
それぞれのプロダクトページに入ると右上に水色の「購入」のボタンがあり
そのまま購入することができます。
こんな感じです。
好きなコンテンツを見て、そのまま「購入」する流れは考えれば自然で
例えば新しいMacBookに興味を持っている人は、そのページから自然な流れで
MacBookの購入ページに移動します。
今回のリニューアルでアップルストアのトップページは存在しません。
以前までのstore.apple.com/jpにアクセスしても、そのままサイトトップに
リダイレクトされるようになっています。
さて、このプロダクトのサイトとオンラインストアサイトを一体型にするのか
分離して考えるべきなのか、です。
僕個人的な意見として現時点ではどちらでも良いと考えています。
通販自体の売上を最大化したいなら一体型ではあると考えつつ、
分離しているメリットもまだある気がしています。
もちろんサイト特性もあります。
楽天やAmazon、ZOZOTOWNのようなモールのトップページが
なくなるということはありえませんし、UNITED ARROWSやBEAMSだって
公式サイトと、通販サイトを今現在では分離しています。
しかし今後はプロダクトを自社で作り、オンラインで販売をしている
企業はサイト上でブランドサイト、通販サイトを分離して考えることは
少なくなるのは必然でしょう。
お客様にとって便利なサイトを構築しようと思えば、商品情報を正しく伝え
スムーズな動線で購入できるフローを追求すれば今後一体型のサイトが
増えていくと考えています。