ファッションモールアプリ「Origami」
さて、KDDIから華々しく資金調達をしてローンチされた
ファッションモールアプリ「Origami」(オリガミ)。
ファッション業界の方や、ネットコマース系の方なら
ご存知の方も多いかと思います。
僕は最初このサービスのティザーサイト(公開前の告知用サイト)を
見て、自社サイトへ誘導するアフィリエイト型の集客サービスかな?
と思ったんですが、実際はお話を聞いてみて、完全な独立した
モールの事業と知りました。
楽天市場同様、全ては出店型のモールで発送などはそれぞれ
店舗側がお客様へ発送するというスタイルです。
Origamiで売れた場合は、販売額に対して手数料がかかるビジネスモデルです。
MDというか、ブランドや店舗などの招致している方は
「裏原」の世代なのではないかな?とちょっと気になっています。
確かに、現在主流になっているショッピングモールは
店舗数、商品数がかなり多く検索ワードに対して商品点数が多すぎて
より洗練されたアイテムを欲しいというユーザーに対しては
リーチ出来ないのかも知れない。
プラットフォーム側がキュレーションという目利きを行い
よりユーザーすらも選ぶという姿勢は面白いと思います。
ややO2Oよりの仕組みも組み込まれていて、チェックインの機能なども
盛り込まれていますが、スタートトゥデイの「WEAR」同様
ユーザーインセンティブがないとこの機能は使われないのでは
と思います。
Origamiは完全なアプリベースのモールなので現在はウェブ上では
商品などは閲覧出来ません。
アプリ特有のプッシュ通知は、確かにメールとは違う
アプローチであると感じることが出来ます。
現在は、まずは売り場を拡充を優先させて動いていそうで
今年後半にかけて、ユーザー(実際に購入する人)に対して
どうアプローチをしていくのか楽しみです。